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樹里ちゃんとチェシャ猫 [映画]


ソロモンの偽証 事件/裁判 コンプリートBOX 3枚組 [Blu-ray]
Team申番外公演中に地上波初放映されましたね。

前編はともかく、後編があそこまで短くなってるとは!
記憶に残るシーンの数々がカットされて、やっぱし映画館での臨場感はハンパなかったなぁと改めて思いました。

去年公開の映画やのに、どの子も今よりすごく幼い。
柏木くんも神原くんも背伸びてるし。
成長期真っ只中やもんなー。

何より嬉しかったのは樹里ちゃんを演じた石井杏奈ちゃん。
現役アイドルでなくとも、女の子がするには勇気のいる辛いお役やったから
ブルーリボン受賞おめでとうです。
映画の公開中に普通にきれいな女子高生の姿でCMに出てるのを見て
ほっとしたのを思い出す。

ほぼダイジェスト版に縮められた地上波放送を観て、改めて
手段はいただけないにしても、なんとしてでも助かろうとした樹里ちゃんは、
その生命力はすごいと思った。
自分を軽蔑せざるを得ないような、いらんことはして欲しないけどね。
軽蔑してる自分を背負って生きていくしんどさは、相当なもんでしょうしね。
裁判で告発者が誰かバラされることはなかったけれど、自分が卑劣な手段を取ったという自覚や
告発者が誰かを知られてしまったという現実を受け容れる強さは、柏木くんにはなかった。

柏木くんは「そこまでして生きたくないよボク。綺麗なままで死にたいんだよ。わかる?」
って、逆にせんでもええことをし尽くしたよな。容赦なく。
過剰な潔癖さを周囲に認めさせることだけにベストを尽くす偽善者だった。
原作を読むと、一応彼なりに頑張り続けた結果、燃え尽きて「勝手に死ねば」って
誰かに言って貰おうとしたんかもなぁとも思えるけど。

生まれてきたからには、たとえ死ねと言われても「それでも生きていく」って言って欲しい。
やっぱし、そういうもんでしょう?

原作でも衝撃的やった樹里ちゃんの、呼吸困難で起きてるひきつけが不気味な笑い声に
見えてしまうというのは、ずっとずーっと大昔に目撃したことがある。
相手は人間でなく、よそ様の飼い猫で。

幼児の頃祖母宅で飼われてたタマさんのお気に入りの場所にあつかましく寝そべってたので、
タマさんにするように「そこタマさんの場所やで」とたしなめたのよ。
そしたら、その猫は目を細めて、かすれた声で「ケッケッケッ」って言った。
「ニャー」でなく「ケッケッケッ」…猫が笑った?!
「なに、あんた」とか私が話し終えるのを待ってから、返事をするように「ケッケケ」
「なんなん?笑ってんのん?」「シャシャシャ」
化け猫出たーーーー!
驚いて祖母のところに飛んで行ったけど、誰も信じてくれなかった。
子供の言うことは信じてもらえないから妖怪は子供には簡単に正体を見せるのか?とか
その頃は思ってしまったけど、まあ、普通に隣家の飼い猫が化け猫なんて信じひんわな。

そして、猫を自分ちで飼う経験をしたからこそ言えるけど、私の見たものも幻ではなかった。
隣家の飼い猫は当時は珍しいシャム猫で、恐らく買われた子猫の時は愛らしかったん
やろうけど、成猫になった姿は日本猫と違って意地悪そうな顔つきで正直不気味やった。
(今はだいぶ日本人好みに品種改良がされてるのか、成猫になっても可愛らしい子が多い)
そして、非常に毛並みが悪く、手入れが行き届いていない印象やった。

ちゃんとブラッシングして貰えてなくて、胃に毛玉が溜まってたんやと思う。
それによる呼吸困難で「ケッケッケッ」としか鳴けへんかったんやわ。
むしろ好意的に返事してくれてた気のいい猫やったんかもなーと思うと実にせつない。
樹里ちゃん見て思い出してごめん。
けど樹里ちゃんのコンプレックスのニキビも適切なケア不足が原因やったやろ?
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