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高貴薬

「リチャード三世」出演者の方々は舞台に穴を空けぬよう、半裸でも体調管理を怠らず頑張ってはるとゆーのに、観てるだけの私はサクッと今年3度目のきっつい風邪を引いてしまった。

かかりつけ医院に行ったら、先生のテンションが「来たね!」と言わんばかりで、
私のお気に入り”麻黄湯”を処方して「今が飲み時!この薬は君のためにある!」
どないしはったんやろうと思っていたら、それまで常備していなかった麻黄湯を
常備することにした、と。
受付のおねーさんからも「今度から調剤薬局に行かなくて良くなりましたよ♪」
それは、えーと私のために常備にした、ってこと?
お礼を述べつつ、ああ私は麻黄湯信者と認定されてしまったなーとテレた。

確かに私は非常に麻黄湯の効能を買ってます。
口にして直感しました。これは私に有効な薬や!

けど今年3度目の風邪で服用して「コウノドリ」を見ていたら、記憶が繋がった。
それは不可思議な直感ではなく、忘れていた経験の記憶でした。
自分の体験を信じてたのか私。
完全に同じレシピではないけど、実家暮らしだった頃風邪かこじれて長引く時は、
私は自分が生まれた病院で処方してもらってたんです。
その産院は、私を取り上げてくれたおじいちゃん先生が産科と内科と小児科、
奥さんのおばあちゃん先生が内科と婦人科と調剤を担当してはった。
ほんま生まれた時から大人になってもお世話になってました。

おじいちゃん先生が亡くなってからも、おばあちゃん先生が内科と婦人科を続けてらして、おばあちゃん先生ブレンドのそれは「高貴薬」と呼ばれてた。
その高貴薬のメインが麻黄湯やわ。
今の病院の請求明細書を見ると、麻黄湯はそんなに高価な薬ではないねんけど、高貴薬と聞くと「これで良くなる」とほっとしました。

私の里は離島ではないけれど、ちょっと「コウノドリ」の荻島先生的よね。
大きな声では言われへんけど、学生時代「妊娠したかも知れん」と同級生から相談を受けて、そこで検査してもらったことが。
当時はまだ妊娠検査薬は薬局で売っていなかったしなー。
万が一見咎められても内科の診察と言い切れるし、先生なら相談出来ると思えたから。
大胆にも制服姿で保険証を持ってこさせて午後診に連れてった。
(おばあちゃん先生は患者の多い午前診だけパートさんに受付を任せて、午後はお一人で全部を荷ってらした。午後はそれだけ来院者が少なかったので人目を気にする心配も少なかった。)
結果は陰性で、「怒られた?」と聞いたら、先生は生理不順へのアドバイスと「自分を大事にしてね」とだけ言って、説教とかはなかったらしい。
会計の時、当時はカードではなかった保険証に記載された通院記録を「書かないで頂けますか」とお願いしたら応じてくれはった(親に見咎められたら同級生は心が折れて隠し通せないに違いないと思ったし)。
さすが先生、私の判断は間違ってなかった!と当時思いました。
事なきを得て叱られもしなかったのに、同級生は浮かれることなく神妙な面持ちだったので、きっと適切な距離で寄り添ってくれはったんや。

自分が幼児の頃転げまくって遊んでたはずの待合室で、ドラマみたいやーとか自分でなくて良かったとか考えながら結果を待っていた。もし自分のことやったら、ここには来られへんかった。
けど、先生には私のことと同じショックやったかもなと今頃申し訳なく思います。

ゆうか、荻島先生みたいなカッコええお医者さんやったら、行かれへんわー!
シリーズが長くなったら、サクラ先生の元に取り上げた子が出産に来たりするのかも。

佐々木の兄さん、大千秋楽お気張りやす[黒ハート]
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